2010年
波佐見町立中央小学校
学習田での脱穀
2010年11月9日、刈り取ったもち米の脱穀です。
千歯扱きと足踏み式脱穀機が用意されます。
千歯扱きは鉄製(昔は竹製もありました)の櫛の間を稲穂を通し籾を扱ぎ落とす
道具で江戸時代の元禄期(1688年〜1703年)に発明され大正時代
(1912年〜1926年)まで長く使われたそうです。
子供達もやってみて分かったと思いますが学習田の稲穂を全部
千歯扱ぎで扱いだらどんなに時間がかかるか想像できたと思います。
(画像をクリックすると動画が再生されます)
・・・・と思いたい。 (楽しそう) 笑
(画像をクリックすると動画が再生されます)
こちらは「足踏み式脱穀機」です。
逆回転防止装置なんて付いてませんので上手に踏まないと
正回転でも逆回転でもします。
足踏み式脱穀機は千歯扱ぎに代って農作業の効率を上げた発明です。
木製のドラム(鉄製もあり)に稲穂を扱く金具が刺してあり効率よく脱穀します。
明治末に(明治は1687年〜1912年)発明された足踏み式脱穀機は
昭和初期にはかなり普及して戦後(1945年8月15日終戦、それ以降まで)まで使われたそうです。
千歯扱ぎやってからならこの道具がどんなに便利だか分かるでしょう。
さぁ!! どんどん脱穀だ!!
実体験して学びましょう!!
脱穀2へ続く
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