2007年
秋の有田陶器まつり
異人館〜トンバイ塀通り〜大公孫樹散策
秋の有田陶器まつり期間中今回初めて異人館が公開されると
言うので滅多に無いチャンスと見学に出かけました。
県文化財指定で非公開の建物です。
施工明治9年(1876年)、陶磁器の買い付けに来た外国人の
宿泊・接待所として建てられたそうです。
中は正に昔の日本家屋です。
急な螺旋階段を上って2階へ。
窓には色ガラスが嵌め込めてあって窓ガラスの
歪に時代を感じます。
向かいの深川磁器本社屋も昭和7年頃築の西洋館です。
和と洋の融合・・・・当時はかなり斬新なデザインだった
のでしょうね・・・・。
一通り見学したら「異人館初公開記念散策マップ」を
頂いたのでついでに近くを散策する事にしました。
玄関を出て真正面の路地に入ります。
深川磁器に入ってしまいそうな・・・建物の右手に
路地が続いてるようです・・・。
有田陶磁器美術館から大公孫樹までの通りで見られる
と言うトンバイ塀です。トンバイ塀とは登り窯を解体した後の
レンガやトチン、ベンジャラ、ハマなどの
陶片を赤土で
固めたものだそうです。窯焼さんが屋敷と仕事場をトンバイ塀で
囲み製陶技術の秘密を守ろうとしたようです。
この通りを歩いて大公孫樹まで散策する事に決めました。
トンベイ塀通り散策へ続く