2009年

有田町〜陶祖 李参平〜


李参平は1592年(文禄元年)、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、

肥前の領主であった鍋島直茂が日本に連れて来た陶工達の一人で

1616年頃、松浦郡有田郷三代橋に来て窯を築き、泉山で最良の

原料となる磁石を発見すると、上白川に移り住んで、純白の磁器を造り出しました。

日本で始めて磁器が焼成された・・・日本の磁器の生みの親です。
(李参平とも李三平とも記されていますがここでは李参平で統一します)



まずは、李参平が祀られてる陶山神社を訪れました。



折角だから階段から鳥居を潜って行こう。
(確認していませんが右の路地にいると境内横の駐車場に出ると思います)

あれ?!

階段の上に見慣れた物が見えますねぇ〜







ハイ! こうゆう事です(笑)

参道に列車が通る珍しい神社です。



狛犬ですが普段見慣れた狛犬とは趣が違います。

カッコ良いなぁ〜

脚立持って来てじっくり見てみたいなぁ〜



階段を上って社殿へ向かいます。今の時期は

ツツジが咲いてて綺麗ですねぇ〜。



階段を登りきると珍しい磁器製の鳥居が建っています。

よく見るとヒビが入ってます。

なんでも、昭和31年の台風で鳥居の上部が吹き飛んだそうで

35年に復旧されたそうです。



そして磁器製の狛犬、明治20年(1887年)赤絵町十代今泉今右衛門

が奉納したものだそうです。現代的造形だと感じました。



陶山神社は万治元年(1658年)、有田郷社八幡宮(伊万里市二里町大黒)

の御分霊を祀り江戸時代は有田皿山宗廟八幡宮と称され「陶祖の神」として

この地に創建されました。明治以降、藩祖鍋島直茂 公と陶祖李参平を

合わせて祀るようになってから「陶山神社」と呼ばれるようになったようです。



本殿です。本殿の横を過ぎて道なりに3分ほど登ります。



陶祖・李参平の碑の前の広場に出ました。

「陶山の詩碑」や大韓民国における李参平公記念碑建設の

事績などを陶板で説明してありました。



韓国陶磁器文化振興協会から贈られた像、そしてその上に

陶祖・李参平の碑が建ちます。


有田町〜陶祖 李参平〜 2へ続く




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