大村市

下原口公園の掩体壕



去年(2009年)の秋大村藩とキリシタン史跡巡りに大村市内を
巡った折、下調べ中に存在を知った大村市の掩体壕。
その時は公園の工事で入れなかったのでやっと見に行く事が
できました。写真にコンクリートの小山が見えると思います。



ブランコと小型のコンビネーション遊具、水飲み場に
水洗のトイレがあり、駐車場はありませんが地域の
住民の憩いの場のようです。



掩体壕とは空爆時飛行機を守る為に作られた飛行機用の
シェルターです。大村には昔海軍の航空隊があり、パイロット
育成のため基礎訓練から実用機の慣熟訓練が行われていたそうです。



戦時中は渡洋爆撃やB29の迎撃、神風特別攻撃隊、その直掩
等の任務にあたったようです。



また何れかの機会に大村海軍航空隊の事を書く・・・
かもしれません。



中の天井です。
あれ?!低いなぁ〜掩体壕が埋まっているようですね。



だいたい戦闘機で全幅12m、全高は紫電改で4m以上
あるので、それを考えると小さい・・・気球、飛行船、水上機、
飛行艇以外の海軍の航空機があったと言いますから、まさか
練習機を隠す訳がないと思いますが・・・



一部欠けていた部分。砂利ではなく川石を入れてあります。
鉄筋が見えません。



滑り台と登るスロープは戦後付けられたのでしょう。



掩体壕も今は子供達の遊び場です。



掩体壕の屋上。



土日ならば子供達の遊ぶ穏やかな風景が見られそうです。


地図


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2010年5月 up

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