2012年
佐賀県杵島郡大町町

土井家住宅横辺田代官所跡



大町町の旧長崎街道に残る土井家住宅です。
1974年に国の重要文化財に指定されています。



江戸末期に造り酒屋として使用されていましたが明治初期に
土井家が所有し農家として使用されていました。



妻入りの作りです、屋内は半分は土間で農家風、大型の町家でそうです。



個人の持ち家なので中は見ませんでした。





特徴的な本瓦葺きです。



平瓦と丸瓦交互に葺いてあります。


地図 

土井家住宅 (Wikipedia)





土井家住宅より佐賀市方向に400mほど進むと横辺田代官所跡が
あります。ムクノキが見印になります。


  文明15年(1483)肥前の国主藤原朝臣家兼公が現在の砥川町、
 江北町、大町町、北方町の六角川北岸の北郷地域を総称して
 横辺田と称し領有したことに始まる。
 享和元年(1801)に佐嘉本藩の直轄地として藩主鍋島治茂公
 (第8代)が七代官所の一つに入れ明治9年(1876)に廃止
 されるまでの172年間横辺田、東郷、白石中郷、南郷、六角郷、
 橋下郷、成瀬郷、北方郷、塩田郷、吉田郷、嬉野郷、能古見郷、
 七浦郷、須古郷、など15の郷を嘉永2年(1849)には諫早代官所の
 所轄地域も横辺田代官所に合併されて民政の安定と課役を司り
 行政所轄の中心所在地であった。
 

                                       現地案内板より


享和元年(1801)に大庄屋を廃止し佐賀県内に7箇所の代官所を
設置したそうです。(上佐嘉、与賀、神埼、三根養父、白石、横辺田、皿山

代官所には代官の他に28名が年貢の取り立てや土木整備など
民政を一手に引き受けていたそうです。



このムクノキは佐賀銘木100選に選ばれています。
樹齢300年、樹高14m,幹周り3m,枝張り12m。


地図 
やまと屋の裏あたりになります) 


参考サイト

大町町HP 

Wikipedia


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