2012年
嬉野市

もろいわのはらみじぞうそん
両岩の孕地蔵尊 



遠来より安産祈願などお参りに来られるという両岩の孕地蔵尊です。

  
  昔この地蔵の前の道は大名行列が通る道でした。
 ある時お腹に赤ん坊がいる女性がいました。
 彼女は大名行列が通る時に、お腹がじゃまをして
 頭を深くさ上げることができず、頭が高いと打首
 にされました。むらの人々はお堂を建て彼女を
 弔い、「孕地蔵尊」として祀りました。また
 境内には銀杏の木が植えられました。
  すると不思議なことに、その銀杏の木には毎年
 腹帯を締めたような実がなるようになったのです。
 この実は「孕銀杏」と呼ばれ、近所の方がその実
 を入れたお守りを作ってくださっています。
  お堂の中にありますのでご自由にお持ち帰り
 ください。不妊に悩む方や安産祈願する方々に多
 く訪れていただいております。遠くは広島県や岡
 山県からのお参りいただいております。

 嬉野市 観光商工課




成り立ちは大変悲惨で不幸なことですが、恨まず女性を守る
神になったのですね。



境内には沢山の銀杏の実が落ちていました。


地図 


ちなみに大名行列の供先(ともさき)を切ったり(飛脚、産婆は除外) 、
列を乱すような事があったら無礼討ちも許されていたそうですが
徳川御三家以外はひれ伏さなくても脇に避けて道を譲れば
よかったようです。 (Wikipedia参照)



2012年10月

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