波佐見町村木郷
畑の原窯跡
窯の規模は22mの窯室が東から西に向かって10数室を
越える数で連続している窯室は登るに従って狭くなっており、
その先端部付近には窯神と思われる遺構がある。
物原は向かって左手に位置し、灰褐色の重ね焼きをした皿、
茶碗など粗雑な作りをした古唐津系の陶器である。
また初期の白磁染付けの発見もある事から陶器から
磁器焼成への移行が辿れる貴重な窯である。
昭和35年7月13日、県指定史跡に指定。
平成12年(2000)9月6日 中尾上登窯跡 永尾本登窯跡
皿山役所跡(永尾郷) 三股砥石川陶石採石場
窯業関連遺跡が国史跡になる。
(村木郷1343)
長崎県教育委員会刊行 「長崎県の文化財」より
復元された窯は現在実際に使われています。
畑の原まつりで窯出しの様子が見られました。
(畑の原まつりの様子はコチラ)
第19室から第24室まで、この窯でいちばん残りが良い
部分を発掘したままの状態で展示してあります。
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