波佐見町の偉人

福田清人



福田清人(1904〜1995)

代表作「春の目玉」「秋の目玉」「暁の目玉」三部作など
(書かれた書籍は100冊以上)


明治三十七年母方の鬼木郷で誕生された。

幼少から読書を好み旧制大村中学校、
岡高等学校を経て東京帝国大学国文科に
学ばれた。

生涯文筆を離さず、小説、随筆、児童文学、
俳句など多彩で、その著作は広く人々に
親しまれ、賞も多く小説「春の目玉」は
国際アンデルセン賞優良賞に輝いた。

招かれて立教大学など四大学で文学を講じて
三十五年余、勲四等旭日小綬賞を頂かれた。

五歳の時に故郷を離れられたが、生涯望郷の念
は深く文学の源泉ともなった。

また強い郷土愛は、本籍の宿郷は移さず、
祖父の地や図書一万冊を町へ寄贈された。

先生を敬慕する郷党は、文学碑を建て
名誉町民に仰いだ。

先生は平成七年九十歳で世を去られ、その
魂は故山へ還り父母夫人と共に眠られた。

町民は先生の偉業をたたえ、ここに
像を建立する。   

 平成十年三月
 


波佐見町総合文化会館駐車場の胸像の隣にある碑文より






宿郷の鹿山にある原籍地は福田清人児童遊園として
利用されています。



「この園にみのれ甘柿巨き人」
平成3年に開園された折に読まれた句です。
福田清人先生が残された一文です。


波佐見町宿郷739番地。故郷を離れた人には、
いろいろな理由からであろうが、戸籍を現住所
に移してしまう人がある。
しかし私は移さない。たとえ家はなく、土地を
失われても、波佐見の宿に原籍があるという
ことは、強く私に故郷があると実感を与える
からである。」
 


いかに先生が故郷波佐見町を深く愛されていたのかが
伺い知れます。


生誕の地鬼木郷の波佐見農民具資料館の中には
福田清人先生の資料も展示してあります。

また、旧東中学校・南中学校、東小学校波佐見中学校
波佐見高校の校歌を作詞されています。他にも県下の
30校に及ぶ校歌を作詞されました。

町内の小中学校に5000冊もの本を寄贈されています。




波佐見中学校の校門を過ぎた左側に「春の目玉」の
碑文を見る事ができます。




中央小学校には春の目玉の一節を書かれた陶板が
飾られています。そこにはこう書かれています。

小説「春の目玉」の序詞の直筆を、ご寄贈
いただき、拡大したものです。
絵は、画家 山口景昭先生からご提供いただいたものです。
(陶板の説明文の一部抜粋)


波佐見町総合文化会館(ウエイブホール)のロビーでは
先生の遺品や作品を見る事ができます。



原稿用紙のガリ版の版木が珍しかったです。



このケースには先生の代表作の春の目玉の文庫本
(図書館で借りる事ができます)や手書きの皿などありました。





野間児童文芸賞の賞牌です。(受賞作「秋の目玉」)


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