波佐見町川内郷
ハランの群生地
ハランは、ユリ科の常緑多年草で、スギやヒノキなどの人工林の
中に植え付け栽培されます。
その栽培は、昭和56年(1981)に川内郷の高月久雄氏が
千葉県から導入されたのが始まりで、本格的生産となったのは
東彼林業研究会が町有林1haに苗を植えつけ共同圃場として
取り組んだ平成4〜5年(1992〜1993)からです。
ハラン栽培のメリットは、初期投資額が少なく管理が比較的容易
であり、ほぼ一年中出荷できることが上げられます。
また、栽培に伴い山林の適正な管理が行われるなどの波及効果
も生まれています。現在の栽培面積は5.6haに約10万株、
出荷量16万枚と九州でも有数の生産地となっています。
アオハラン、シマハラン、アサヒハランの3種類を、生け花や
料理用資材として、九州大都市圏はもとより遠くは大阪・京都
方面まで出荷しています。
はさみ100選ガイドブックより転載
小川を隔てた斜面に多くあるのはアオハランのようです。
打たれてる杭には昭和60年度との記載があります。
(画像をクリックすると動画が見られます)
弁当の仕切りに使われるバランは人工ハランって
事のようです。実際の所私はハランを使った料理の
仕切りを見た事ありませんのでバランに慣れきってますね(汗)
道側の斜面にも少しはありますので近づいて見ました。
冬もこの濃い緑が見られるのですね。
これはシマハランのようです。
勉強不足で訪れましたのでアサヒハランの写真を
撮れてませんでした(汗)
狭い林道でこの先で林道のT字路があるのですが草木が
茂って車のボディーをキリキリと擦りますので仕方なく
バックで来た道を戻りました。
実はここに来る途中、金屋郷から川内郷に抜ける道、川内郷に
下り始めに沢山のハナショウブの花を見る事ができました。
もともと段々棚田だったのかな?!
4面ほどに植えられています。
おもわず道端に車を止めてしばらく見惚れました。
2009年5月24日 up
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