波佐見町の偉人

深山千太郎



波佐見町立南小学校校庭南端にある深山千太郎頌徳碑


 南小学校校庭に大正14年(1925)に建てられたのが
 深山千太郎頌徳碑です。

  深山千太郎は明治5年(1873)岳辺田郷に生を受け、
 若くして谷口藍田の塾に学びました。初め教職にありまし
 たが、明治22年(1889)市町村制が施行され地方
 自治が行われると村役場に入り、明治30年(1897)
 挙げられて下波佐見村長の任に就きました。以来大正
 13年(1924)まで後身に身を譲るまで実に28年間
 の長い期間村長の重責に力を尽くしました。

 その間一期の県議会員も兼ねました。村長となった当時は
 、村財政が苦しい上に小学校を新築しなければならず、
 将来の基本財産づくりにと、川内郷にあった村有原野50
 町歩に植林作業を行い、後の大きな利益をもたらしました。
 現在の町有林がそれに当たります。

 日露戦争に際しては、出征軍人の激励はもちろん、戦死者
 を弔う招魂場も開きました。大正初期の農村不況時には
 村農会長として養蚕、梨栽培に力を入れ、また村一円の
 産業組合(農協の前身)を結成、住民福祉では村営電灯を
 導入しました。これらの功績が認められ、勲七等青色桐葉
 章の栄誉を賜り、農事功労者として緑白有功章に輝きま
 した。

        はさみ100選ガイドブックより転載
 


深山千太郎先生の写真は波佐見町教育委員会の
WEBページの「波佐見町の人物」のコンテンツにあります。
http://www.town.hasami.nagasaki.jp/hasami2/YAKUBA/kyouiku/zinnbutudata/zinnbutu10.htm


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