波佐見町中尾郷

大神宮











この神社の創始は、元禄七年(1694年)八月一一日と
されている。


伝説によると、元禄の頃この中尾の地に大水害と山崩れ
があり、多くの人命と家屋が失われた。その時山から流れ
下った大きな岩の塊が止まった場所に大神宮を建立し、
犠牲になられた方々の慰霊と、二度と再びこのような災害の
起こらないことを祈念して、建てられたものとされている。

 昭和九年中尾道路の改修工事のため、止むなくこの地
筒山(つづや)の中腹に還座されることになった。
その還座の日に一匹の猿が現れ岩の上に座り、境内を見回り
やがていずこともなく姿を消したとのことである。

 猿田彦大明神は、大神宮の使者であると言い伝えられて
いることから、大神宮にそのお使者として、一匹の猿を
遣わされたとして、「中川すえ」氏が大神宮の岩壁に、
「見ざる、言わざる、聞かざる」の三体の猿を彫刻し
献ぜられたものがある。

中尾郷、故馬場淳氏編集「中尾郷のあゆみ」より抜粋 











地図










慈雲寺 観音堂







この御堂は、明治十一年九月、郷内の信徒百四十名が
一戸あたり三銭の積立計画をもって再建されたものである。

その後明治二十七年頃時の慈雲寺の和尚第七世徹参良玄
和尚が托鉢をし、郷内を巡って浄財を募り、整地を行い、
子供たちの遊び場として造られたものが現在の境内と
なっている。


 観世音菩薩の信仰は、この山間の地で、製土を産む
石と火と水、燃料としての松ノ木その他すべて自然の
恵みによって生かせれる者が、観音妙智の力によって
救われるとされている。

 自然を利用し、自然の恵みで生活を営んできた者達の
尊い信仰と言えるのである。

中尾郷、故馬場淳氏編纂「中尾郷のあゆみ」より抜粋 












曹洞宗(禅宗) 慈雲寺

大同山慈雲寺は、波佐見でただ一つの曹洞宗(禅宗)のお寺です。
口伝によれば元禄年間(1688〜1703)に中尾郷民がこぞって、
観音堂を建て観音菩薩の信仰を続けてきました。

明治になって郷中が拠金して観音堂を再興し、長崎市の皓台寺の
布教所となり、明治12年(1879)11月慈雲寺と称しました。
明治15年(1882)9月、県令(知事)の許可を得て、長崎市
爈粕町にあった大同庵の老朽化と山腹の急な坂の不便から現在地に
新築移転し今日に及びます。 本尊は観音菩薩です。 

はさみ100選ガイドブックより





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