野々川郷



湯無田郷の熊野神社前を野々川ダム方向に登るとダム公園
がある辺りからが野々川郷になります。

私のイメージする野々川は上の写真のように山と茶畑です。



野々川郷には約40haの茶畑があるそうです。

お茶栽培は海から遠く霧が多い場所が的してるそうで
先人、山下七五郎氏が呼びかけ、野澤栄作氏に受け継がれ
昭和2年からは地区民へも盛んに奨励して茶園作り
を広めて昭和15年には共同製茶工場ができたそうです。


集落の中の墓地には「
キリシタン墓碑郡」があります。



これは長崎県文化財に指定されています。




野々川郷の氏神様です。

野々川郷は神六山(標高447m)の西側斜面を有しますが
その昔の土地を治める勢力の差から頂上部は佐賀県が
有しています。天気が良い日には登ってみると見晴らしが
良いです。ただし波佐見町側の上り口からだと少し歩かないと
いけません。
武雄市山内町側からだと展望所の下まで車で
いけます。(どちらも案内板が出ています)


神六山展望所から見た写真です。



北に見える町は
佐賀県武雄市山内町です。
(リンク先のゼンリン地図と写真の中心点はほぼ同じにしています)



北西は国見岳が見えます。



南西方向足もとに野々川郷が見えます。

中央付近に見えるの西九州自動車道です。
南東方向には嬉野市が見えますが写りが・・・・


野々川浮立など後日加筆予定。



 野々川郷は波佐見町の北東部に位置し、佐賀県武雄市と有田町に隣接する県境
の地区です。
標高447mの神六山を背に、南側に開けた傾斜地帯に広がる緑豊かな茶畑と田園
の中、66戸290名のささやかな中にも活気に満ちた明るい農村集落を形成しています。
 地区の中央を県道波佐見・山内線(104号)が通っており、それを横断するように
西九州自動車道、地区内には町道西ノ谷線、村線、田別当線など縦横に走っています。
車社会の現在では、どこに行くにも大変便利な所です。
 また、神六山公園やダム公園はあり、ハイキングや山菜取り、グランドゴルフや子ども
たちの遠足などでも賑わっています。
 特に神六山公園は、その昔、郷村紀にも記録があり、「この岳、この辺の高山にして、
平地より高さ八町ほどの野岳なり、絶頂に登れば佐賀、平戸、五島、当領、内海、外海
、その外隣国眼下に見、絶景の地なり」と書かれています。視界は広く、望遠の素晴らしい
山として知られ、四季を通して登山者に人気の名所になっています。
 野々川郷は、町内ではお茶の産地としても知られており、町内産茶の大半が野々川で
生産されています。お茶摘みも昔と違い、今では乗用茶摘み機での作業が見られる
ようになりました。
 8月16日には、郷土芸能である野々川浮立が行われます。昔は青年団が主体となって
行い、今は小中学生が受け継いでいますが、子ども達も年々減っています。
今後も浮立を絶やさないために、郷民一体となって守っていきます。
 9月には、壮年会が行う月見会があり、これも郷のイベントの一つになっています。
地区外からのお客さんも多く、美しい満月の下で酌み交わす酒は格別の味です。
 この素晴らしい野々川郷を誇りに思います。是非、お越しください。
                                 自治会長 富木政好
 

平成21年6月号 広報はさみ「GO!GO!郷!!」
〜えんちの地区はどがんとこ?〜より転載しました。



境野の一本杉跡


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