波佐見町 鬼木清流水 緑映え せせらぎ 奏でる清流の 碑文 平成五年十二月十二日
鬼木郷
波佐見町は盆地なので開けた平地と山間の
土地との混合になります。
鬼木郷は山の勾配に位置する地区です。
棚田100選に選ばれる風景も見ものです。
最近は棚田まつりの案山子が有名になって来ています。
(2008年度の鬼木棚田祭りの風景)
この近くには鬼木加工センタ−や波佐見農機具資料館が
あります。波佐見農機具資料館には波佐見町出身の
福田清人先生の資料が展示されてます。
鬼木郷を見下ろす場所に鬼木清流水の
水汲み場があります。
新生代第三紀(数千万年前)の
虚空蔵山の噴火により形成され
たと伝えられる大自然の地…
鬼木郷その奥深い山あいから
ひと時も絶える事なく沸き出ずる
清流は千枚棚田の美田に注がれ
四季人々の喉をうるおす
ふるさと恋しや 味情濃いし
(あ じ こ)
横の看板より転記
鬼木清流水の目の前の田んぼの前には
宮中献穀記念碑がありこう記してあります。
長崎県推薦宮内庁のご裁許を得
皇太子殿下ご成婚の記念すべき時
平成五年度宮中献穀田事業を受諾
郷民一同総力を結集し事に臨む
ここに完遂を記念し碑を建立す
碑文より転記
鬼木という木はどんな木だったのでしょう。狩りをしていた大昔、驚くほど
の巨木があり、それが地名になったと伝えられています。
平成5年、全戸出資による農産物加工センターがオープンし「棚田の駅」と
して、鬼木みそや清流漬をはじめ、安全・安心な特産品が全国各地で好評を
博しています。
平成10年に建設された農民具資料館には、江戸時代からの農民具が多く
展示され、地元出身の児童文学者・名誉町民 福田清人先生のコーナーも設け
てあり、ご遺徳を偲ぶことができます。
さて、先人達の偉業とされる石垣による棚田は、平成11年に「日本の棚田
百選」に認定されました。
これを機に地域の活性化を図ろうと、転作作物である大豆を枝豆として少し
早めに収穫してもらい、都市住民の方に楽しんでもらおうと平成12年10月
に開催したのが棚田まつりの始まりとなりました。
収穫の喜びを通じての交流や、本当にやって良かったという満足感、自分の
地域を誇れる心がひとつになり、それ以降の活動につながっているのでしょ
う。2回目から登場の案山子は、アニメや世相を反映した物が多く、今や
集客の主人公となりました。
9月23日(祝)この時期、鬼木棚田は彼岸花が見ごろを迎え、秋風に
黄金色の稲穂が微笑む大自然の絶好の季節の中で、町文化財鬼木浮立の華やか
な音色がのどかな山間にこだまします。「21世紀の社交場」鬼木棚田へ
お越し下さい。
近年、地域の伝統はすたれ、住民の絆までもが薄れつつある時代と言われ
ますが、70戸273名の郷民が一丸となって、伝統ある地域性、また、日本
の原風景である貴重な財産「棚田」を活かしながら活性化を目指します。
一日の活力源は「朝一杯のみそ汁と、朝ごはんから」
自治会長 前田芳治
平成21年8月号 広報はさみ GO!GO!郷!!
〜えんちの地区はどがんとこ?〜 より転載しました。
鬼木の石橋
(後日加筆します)
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