波佐見町折敷瀬郷
河童石
河童石の由来
此の石は之より六百メートル上の波佐見川の真中に
在り周囲は水が深かった為、夏になると、子供達の
水泳の場所であり、よき遊び場所として子供に
親しまれていた。
昔から古老の言い伝えによると、河童がある人の
枕がみに立ち「此の石の入口に自分達が一番恐れて
いる金物がひっかかっているからはずして呉れ」
と言う夢を見せ、早速行って見ると昔の農機具の
付いた馬鍬が引っ掛かっていたとの事、それを
取り外したら、河童がぞろぞろ出て来て御禮を
言い今から横枕の人の尻は抜かんからと言って喜んだ
という伝説があり、それより此の石を河童石と
呼ぶようになったと伝う。然し、昭和二十三年
横枕の家々は腰まで沈むような大水害があり
其の折、此の石はごうごうなる様な物凄い音を
立てながら流されたのである。
昭和五十七年河川工事があり、此の石は土手の
水槽に安置されました。しかし昔から川の中に
あった河童石だからと言うことで今回の
水辺の楽校の工事で川の中に戻して河川の安全と
郷中の無事を祈ることになったのである。
写真下の碑文より転記
2008年の中央小6年生が作ったビオトープ
(英語読みだとバイオトープ)の池の中にある
石が河童石だと思います。
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