波佐見町

宿郷




近所のせいか、宿と言って思い付くのが鹿山神社です。
「健御雷男命(たけみかづちのおのみこと)」を祭ってあります。

子供の頃よくここで友達と一緒に遊んでいました。
夏はカブトムシやクワガタムシ、セミやらアリ地獄やら
獲っていましたねぇ・・・。今は子供達よりも元気なお年寄り達の
グランドゴルフに興じる姿が見られます。

波佐見役場 を見下ろす場所に今里廣紀先生の胸像が
あります。

今は波佐見町役場のなっていますが昔ここに
波佐見高等家政女学校があったそうです。



1927年〜1949年閉校



戦時中の防空壕が丁度女学校の下あたりに掘られて
いました。気付かないうちにコンクリートで塞がれて
いました。


この近くには「福田清人児童遊園」があります。



文学者 福田清人先生の原籍地に公園が整備されています。


 

 

堤の上から見た風景 

どろんこの里の展望台から見下ろした風景 


猪狩堤は延宝6年(1678年)の普請で土居の長さ113mの波佐見
最大の堤です。安政3年(1856年)築上げで土居の長さ185m
となり7662石余りの米が取れる豊かな波佐見の田原を支えました。


猪狩堤(猪狩池)の池の水を干す時は鯉や鮒が沢山いましたねぇ。
左の写真の中央左に写ってるのは虚空蔵菩薩を奉ってあります。
9月13日には虚空蔵祭が地域の人達の手で行われています。






子供の頃好きだった家並が今里酒造近辺です。
高い塀や古い建物に歴史を感じてました。
旧銀行の家屋も雰囲気良いです。

この辺りは昔は札の辻であった事を、最近看板や
軒先にその昔商いをしていた商売の名盤を出して
示してあります。

(「札の辻」とは、藩が領民に法令を知らせる為の高札を
立てた場所、制札場である。この「札の辻」とか「高札場」と
いうのは全国にあって、交通の要衝や繁華街にあった。)




今里酒造前のこの水路は「あぶらぼて」(俗名がにっしょ)の
貴重な生息地だそうです・・・大事にしたいですね。
(神奈川県水産技術センター内水面試験場HPよりあぶらぼての写真ページ

今里酒造の前は鹿山夏越祭りのお神輿行列の最後の
休憩所でした。建物の中からは日本酒の良い香りが漂って
いて、子供心にお酒って凄く美味しいものだろうなぁ・・・と
思ったものです。(大人達は振舞い酒美味しそうに飲んでたしね

今は春の蔵開きが私の楽しみになっています。

すぐ近くには「庄屋跡の大イチョウ」樹齢450年の木があります。
庄屋の後は戸長役場・村役場・高等小学校と姿を変えても
この地にずっと生きています。
(現在は銀杏屋横と言った方が分かり易いです)



昭和47年(1972年)3月29日、町の天然記念物に指定されています。
写真1写真2写真3) (動画1動画2



八島の稗木場郷との堺あたりに教法寺があります。



隣は蓮池保育園です。駐車場の横にある蓮池には
鎮西八朗為朝の大蛇退治で為朝に切られた大蛇の
首が落ちたと言う伝説が残っています。





蓮池では季節になると大輪のきれいな花を見る事ができます。


 
 宿は、その名のとおり江戸時代から明治初期まで宿場として栄えた地区(上宿)が
あります。また、旅人に衣食住を提供する商家が建ち並んでいたようで、今でも
上酒屋・桝屋・蝋屋・綿屋・下酒屋など往昔を偲ばせる「屋号」の表札が見られます。
 さて、現在の宿郷は、宿交差点を中心に周辺の開発が急速に進んで、まちの景観が
大きく変貌してきました。世帯数も700世帯になり、自治会組織の充実強化が重要な
課題となっています。
 7月15日は夏越祭り。「子供みこし」は、小・中学生が法被姿で鉦や太鼓を鳴らし
ながら「みこし」を曳いて郷内を練り歩きます。夜は、鹿山神社奉納演芸を披露して
夏のひと時を過ごしています。
 9月23日は鹿山神社奉納相撲大会。鹿山神社の由緒によると、1870年(明治
3年)に奉納してから今年で140年目に当たります。子供相撲や各連合班対抗の取り
組と0歳児の子供土俵入りには多くの参加があり、大いに賑わいを見せています。
 2月の文化祭では、作品展示と食改委員によるヘルシー料理の試食会、老人クラブ
や女性部等と連携して、うどん・海産物等のバザーを行って交流の場づくりに努めて
います。同時開催の健康ウォークにも参加が多くなってきました。
 佐賀県厳木町牧瀬公民館(現唐津市)との交流を始めてから20年。毎年交互に
訪問して、相互の特色ある地域文化へのふれあいとスポーツ交流を深めています。
 鹿山雷神太鼓が創設されてから今年で15年。新しい文化の創造によって、子ども
たちの健全育成と地域の活性化に努めています。更に地域文化としての高揚と活躍を
期待しています。
 これからも、歴史遺産や伝統文化を継承しながら、新しい文化の創造と住みよい
地域づくりを目指したいと思います。
                                  自治会長 中村敏明


平成21年8月号 広報はさみ GO!GO!郷!!
〜えんちの地区はどがんとこ?〜 より転載しました。





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