2011年
武雄市

武雄市の古墳巡り 
多蛇古古墳
(たいじゃここふん)  



Google Earthによる上空からの写真です。
住宅や畑に囲まれた平地にありますので全体像がなかなか撮れません。



樹が邪魔ですが側面の写真です。
前方後円墳のカタチを成していますが、残念ながらかなりの部分が
改修されたもののようです。



 多蛇古古墳は、甘久簡易郵便局の東側に位置する、標高20mの低丘陵地の
ほぼ中央にある前方後円墳です。平成3年に開発に伴う確認調査で
前方後円墳と確認され、保存されることとなりました。旧状は前方部の大半が
削平され、後円部も3個所に土取りの跡があり、古墳の姿も想像しがたいほどで
した。このため平成8年度に全長40m、前方部の幅12m、後円部の径26mの
柄鏡式の古墳として保存修理(復元)を行いました。平成3年の調査では、
周溝や葺石埴輪 等の存在は確認できませんでした。
 この古墳が造られた時期については、明確ではありませんが、至近距離に
存在した円墳の調査結果から、内部主体は粘土槨あるいは粘土床的な施設と
推測され、出土遺物に須恵器 がみられないことから、遅くとも5世紀中頃と
推定されています。
 武雄市内における前方後円墳は、武雄町の県史跡矢ノ浦古墳と橘町の
東福寺古墳群の中に2基・北方町の蓑具崎古墳群の中に1基が知られており
、本古墳を入れて5基が確認されていますが、その中でも最大規模の古墳であり
、武雄・杵島地方の古墳文化を考える上で重要な存在です。

 佐賀県史跡・遺跡(古墳) 指定日 平成6年3月31日
 所在地 朝日町大字甘久  
                                  武雄市教育委員会WEBページより
 





見学者を受け入れられるように駐車場も整備されています。



駐車場側から見た方形の墳丘部分です。



角に階段が作られていましたので登ってみました。



円形墳丘墓を方形のおそらく通路として造られた墳丘から
写真を撮ってみました。


画像をクリックすると動画が再生されます 

円形墳丘墓の上から方形の墳丘を見下ろします。

お墓の上に立ってるのだから失礼だとは思いますが
中には誰も居られないと思いますので大目に見てやって下さい。


地図 

駐車場 9台分

矢ノ浦古墳へ続く 



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送