東彼杵郡川棚町
アメリカ軍パイロットの法塔
昭和20年3月30日、波佐見上空でF4Uコルセア戦闘機が
撃墜されて波佐見町の永尾郷の山中に墜落しました。
その搭乗員の遺体と機体は川棚町にあった憲兵分隊に運ばれました。
(憲兵分隊は現在の青果選果場にあったそうです)
憲兵分隊長長橋本少佐は米兵を弔い法塔を建てました。
法塔は三段からなり高さは約5mあるそうです。
「南無妙法蓮華経」下に「祖山日寿八十才」とありますが
これはこの刻字の書を書いた人の名前です。
右面には「一天四海皆帰妙法」
裏側には「立正安國法國冥合」
左面には「八紘一宇六合一都」とあります。
台座正面には回向文。
他三面に経文を陰刻してあります。
戦後キリシタン墓の近くを大勢の手を借りて山中に移したそうです。
私はそのルートで山頂に行きましたが結構急な斜面ですので
この大きな法塔を運ぶのは大変だったと思います。
この法塔の場所に行くには松葉墓地の中を通って右の小道を
約100m行って約10m山中に入った場所と資料にありましたが
今考えると松葉墓地とはオートメイク今里さんの横の道から入り込んだ先の
常在寺の大墓の先にある墓地じゃないかと思います。
(資料には常在寺前から左に100mに登る道を紹介してありました)
「キリシタン墓地まで20m」の看板から真っ直ぐ山を登ると
数十メートル位に感じました。
だいたいの場所
資料
続川棚歴史散歩 喜々津健寿 著
2011年3月18日
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